2012年05月09日

物件を見定めるコツ

不動産屋を14年もしていますと
「自分だったらどれに住もうかな。一番いい部屋って何だろう」
と、考えることがあります。

今までの自分の住まいの経歴は
実家→築35年の3DK、バランス釜付の団地(50u)→3LDK新築分譲マンション(90u)→
→1DK30u→2LDKのマンション(55u)

というわけなんです。
特によい経験は3LDK90uのマンションから30uなんですよね。

もちろん大量の荷物の行き場がないので、
捨てて捨てて、、、
実際、捨ててみると本当に必要はものはすごく少ない。

以前は、洋服や大好きな靴はシーズンごとに購入していました。
心のなかでは、一つ買ったら一つ処分しなくちゃと
いいつつ、クローゼットに押し込み押し込み。。
いつしか靴はヒールだけで20足は
持っていたと思います。

いつも掃除しなくちゃ、整頓しなくちゃ、、と焦っていました。

ソファに座るだけで見えてくる
大量の物たちから発せられる『無駄オーラ』に知らず知らず疲れていたのだと思います。

広すぎて使わない部屋があって、
広すぎるリビングがあって、
高すぎるローンの支払いに圧迫され、
ストレスで買い物をする。

本当にだめでしたね。

一度手のひらをぱーっと開いてみました。
なんでも持つことは辞めよう。

すると、手のなかに残ったものは
私の大切なものたちだけ。
シンプルで自分らしくなりました。

住まいと生き方って、同じだと思います。

だから、私は新築やリノベーションの間取りを
考えるときには、とにかく、シンプルに、毎日を楽しめる
お部屋を考えます。

そして、物からでてくる『無駄オーラ』に疲れないよう
季節が違うものは、キチンと収納できるクローゼットへ
好きなものは飾れる空間へ

を大切にしています。

お客様に物件を紹介するとき、分譲を購入のお客様には、
「マックスの価格で探さないでくださいね」

とお伝えします。それはローンの大変さが身に染みているから。

そして、賃貸のお客様には

「ご自分の生活が想像できる部屋がいいですよ。」

とお伝えします。

テレビがここ、ベットがここで、食事はここで。
というようにくつろいでいる生活が見えるもの。

例えば、毎日朝シャワーを浴びる女性だったら
濡れた浴室で歯を磨くのは難しい。

アパレルにお勤めの方に、小さいクローゼットは難しい。

友達と鍋パーティーをしたい方には築浅マンションでも4.5畳のお部屋では難しい。

値段の比較だけでなく、自分の生活スタイルを想像すると
どんな暮らしがしたいのかが見えてくるのではないかと思います。


そして、先日「値段をまったく考慮しないで、住みたいお部屋。
友達に紹介したい部屋はなんでしょう?」と社内でスタッフと
話題になりました。

一位が『ヴィルフランシェ』
実際、スタッフの一人は住んでいました。
http://www.chintai-cms.com/house/dat/0017024/200603031201.html

季節ごとに変わるエントランスの飾り、
いつも清潔な廊下。そして1階はツタヤ。

だんとつ「恋愛部屋だよね」という評価。

そして、私が好きなのは天井の高さ。
低層階は2.6mあります。上層でも2.4m

家に帰って、扉を開くときのあの『ほっと感』はなかなかありません。

仕事から帰ってきて、くたくたな体が
ほっとして、こころが安らいで
『あーまた明日がんばろう』と思える部屋。
『メールでも、しちゃおうかな〜』と思える部屋。

そんなお部屋を探してみてください。
自分の感性を信じて、みると意外な発見があるかも
知れません。
posted by まり at 08:38| Comment(0) | 不動産屋のお仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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